2011年5月22日日曜日

Android Manifestのuses-sdkの要点だけ

AndroidManifest.xmlの<uses-sdk>項目について調べた。
  • Androidにおいて、APIレベルでの複数デバイスへの互換性を確保するにはAndroidManifest.xmlの<uses-sdk>を使う。
  • この項目はデフォルトでは存在しない。追記は<manifest>の子要素。
  • android:minSdkVersion、android:maxSdkVersion、android:targetSdkVersionの3属性が設定できる。
  • 値は整数で、Android SDKごとに設定されるAPI Levelの値を指定する。(参照:Android API Levels
  • 特に重要なのはandroid:minSdkVersion。この設定より古いAPI Levelの端末にはインストールされない。これはデフォルトでは1なので、Android Platform 1.0までアプリがサポートしていることになってしまう。ちなみにdocomoが初めて発売したAndroid端末はHT-03Aで、これはAndroid 1.5=API Level 3。
  • android:targetSdkVersionは、システムにこのバージョンでテストしていることを示すもの。OSが様々な互換性のための設定を行うときに利用されるみたい。
  • android:maxSdkVersionというのは設定しないほうが良い。アプリケーションが特定のバージョンより新しいものにインストールされなくできる。

たとえばXperia arcで開発していると、ListViewの中身がスクロール時に拡大されてしまう問題というのがあるのだけど、この<uses-sdk>項目の設定で解決するようだ。以下のMLだとminSdkVersionを指定してやると解決すると書いてあるけど、上のドキュメントを読んでandroid:targetSdkVersionだけ設定してあげても解決できたみたい。

参照:http://groups.google.com/group/android-group-japan/browse_thread/thread/78e5b1b66237ee9f

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