2017年8月21日月曜日

RasPi 3 でWiringPiでエラーがでたのでpigpioを使った

Raspberry pi 3でサーボの制御をやってみようと思ってSG90というサーボモーターを購入しました。電子工作の分野では最も手軽なモーターでネットで調べても情報が多そうだったので。これをうまく動作させるために少しハマったので、その記録です。結論としてはwiringPiは使わず、pigpioというライブラリを使うことにしました。

環境は以下。
pi@raspberrypi ~/src/wiringpi % cat /etc/issue
Raspbian GNU/Linux 8 \n \l

pi@raspberrypi ~/src/wiringpi % uname -a
Linux raspberrypi 4.9.35-v7+ #1014 SMP Fri Jun 30 14:47:43 BST 2017 armv7l GNU/Linux

RPi.GPIOでのPWM出力サンプルを試すとサーボは動作するのですが「ブルブル」と振動してしまってうまく静止してくれません。動作のチェックには十分ですが、なにか意味のあるものが作れる品質ではなさそう。

調べるとサーボモーターの制御にはPWM出力を使うのですが、精度の良い出力を得るためにはwiringPiというライブラリを使うのが定番のようでした。

ですが、サンプルプログラムの
import wiringpi
PIN = 18 pi.wiringPiSetupGpio()
pi.pinMode(PIN, pi.OUTPUT)

これのpinModeをコールした時点で、なぜかSDカードがイジェクトされたというメッセージがデスクトップに現れ、OSも事実上フリーズ(?)電源のOFF/ONを強いられるというよくわからない挙動に遭遇しました(実際にはインタラクティブシェル上)

wiringPiをpipからでなくソースからビルドしたりしても挙動は変わらず、ネットを検索してみてもそれらしい情報がなかなか見つからなかったのですが、カーネルのバージョンが新しすぎてwiringPiが対応してないっぽいという記事を見つけました。

WiringPiで「Unable to determine hardware version. I see: Hardware : BCM2835」エラー
http://qiita.com/jollyjoester/items/ba59e5d43e28b701f120


カーネルをダウングレードするのも嫌なので代替のものがないのか調べてみたところ、

pigpioというライブラリがもともとRaspbianには設定されているようで、以下の記事のとおりにやったら動作し、RPi.GPIOを利用したときの「ブルブル」という振動も発生しないようでした。


pigpioでサーボモーターを動かす。
http://blue-black.ink/?p=294

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