とりあえず、JavaScript(Three.js)の開発環境を構築することを目的にします。
- VSCodeのIntelliSenseを利用したコード補完ができること
- ChromeまたはFireFoxでブレークポイントを利用したデバッグが可能なこと
- デバッグはdockerのコンテナ環境で構築すること
まずは任意の.jsプロジェクトでthree.jsのコード補完が可能になることを目指します。
新規プロジェクトフォルダを作成する
任意のフォルダ名でプロジェクトフォルダを作成して、その中にcdします。$ mkdir myproject $ cd myproject
npm環境を作成する
まず、nodeのパッケージマネージャであるnpmが利用するpackage.jsonというファイルを作成します。これは以下のコマンドを利用するとjsonファイルが作成されます。自力で作っても別にいいと思う。$ npm init実行すると幾つか質問されるので答えていくが、とりあえずは適当(空欄)でもいいはず。
Three.jsをnpmでインストールする
npmレポジトリにthreeというパッケージが存在するので、これをnpmコマンドでインストールします。注意点として、VSCodeのIntelliSenseがJavaScriptの補完をするためにはTypeScriptの型定義ファイル(?)を利用し、これはnpmで管理されているようなメジャーなものならばレポジトリで公開されているもののようなのだが、これをVSCodeが利用できるようにするためにはpackage.jsonのdependenciesリストに対象のモジュールがリストされている必要がある(VSCodeは、ここにリストされているモジュール名をヒントにAutomatic Type Acquisitionという機能を使って型定義ファイルを自動で探しにいく。もしくはjsconfig.jsonというファイルに明示的に宣言することも可能だが、今回は省略する)すなわち、以下のコマンドを経由してthreeモジュールをインストールする。
$ npm install three --save--saveオプションを忘れるとpackage.jsonが更新されないので注意する。--saveオプションは指定したモジュールをインストールすると共に、package.jsonのdependenciesリストに追加する。
動作確認
以上でIntelliSenseは有効な状態となります。自分のモジュールの場合はどうするのかとかは今後調べる必要があるが、たぶんTypeScriptとかで書けということなんだと思う。main.jsとかの適当なファイルを作成して、
var THREE = require('three'); THREE.ここまでタイプしてCtl+Spaceとかすると、THREEの中にあるモジュールが補完対象としてリストされるようになっているはず。もしくは、.をタイプした時点で出てくるはず。これで暗記しなくてよろしい。
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