2011年4月23日土曜日

Apple プッシュ通知とローカル通知の要点だけ

Notificationとは
Apple Push Notification(Push通知)とは、iOS上で非アクティブなアプリの状態をユーザに通知するための仕組み。アラート通知を通じてアプリはユーザにアプリの起動を促したり、バッジ(アプリアイコンに付与される数字)の表示、サウンド再生などを行う事ができる。

Notificationの種類
iOSで利用できる通知の仕組みは2種類。
(1)Push Notification(プッシュ通知、リモート通知):サーバからユーザのデバイスに通知を行える。プロバイダ(Provider)と呼ばれるサーバ側の仕組みをサービス提供者が構築し、AppleのApple Push Notification Service(APNs)と通信する必要がある。
providerとAPNsとの通信については別掲する。

(2)Local Notification(ローカル通知):当該アプリが動作しているデバイスに限って通知を行える。

必要iOSバージョン
(1)Push Notification:iOS 3.0以降
(2)Local Notification:iOS 4.0以降

通知できるデータ
(1)メッセージ
(2)バッジ
(3)サウンド:アプリに予め同梱されている必要があり、指定はファイル名で行う。
(4)その他カスタムデータ:プッシュ通知が届くことは保証されていないので、重要なデータをここに乗せるべきではない。

ただし、メッセージ、バッジ、サウンドはユーザ設定によってオフにできるので必ず通知されるわけではない。また、リモート通知で送信できるデータは256byte以内に制限されていることに注意。

その他
いずれも、通知を受けるためにアプリが起動している必要はない。アプリが起動しているときにも通知を受けたことを知る事は可能。通知を受けるときのパターンは以下の4パターン。それぞれ、内部的にコールされるメソッドとデータ、受取り方が異なるので注意。
・アプリが非アクティブで、ローカル通知を受ける
・アプリが非アクティブで、リモート通知を受ける
・アプリがアクティブで、ローカル通知を受ける
・アプリがアクティブで、リモート通知を受ける

参照
http://developer.apple.com/library/ios/#documentation/NetworkingInternet/Conceptual/RemoteNotificationsPG/Introduction/Introduction.html%23//apple_ref/doc/uid/TP40008194-CH1-SW1

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