2011年7月19日火曜日

Android Bazaar & Conference Summer 2011に行ってきた所感要点だけまとめ

Android Bazaar and Conference Summer 2011というAndroidのイベントに参加してきました。2011年7月17日@早稲田大学。

細かいことは置いておいて、気付いたことの要点だけ書く。聞いたセッションは以下。
主にDeNA、GREE、CyberAgentのセッションを聞いてきて、DeNAは2セッションあってどちらもngCore関係(2つ聞いたんだけど、ほとんど内容同じだった。)、GREEはGREE Platform、CyberAgentは自社の開発環境や体制についての話。



細かい内容はともかく、3社それぞれ、40分余りの講演時間のかなりの時間をUnity 3Dに割いていたのが印象的だった。モバイル業界では去年ぐらいかゲーム業界だともう少し前なのかな、かなり話題になってたけどモバイル(ケータイ業界)でも3Dゲーム開発はもはやUnity 3Dがデファクトと言って良い状況だろうと。もしくはまだなっていなくても、少なくともその最有力候補であるとは言える。

Unity 3Dの面白いところはマルチプラットフォームといってもAndroidとiOSとかそういうレベルではなくて、PS3やXBOX 360などのコンシューマ機も対象としている所。iPhoneが既にゲームプラットフォームとしてメジャーになっているというのは売上レベルでも言われていて、それはスマートフォンプラットフォームで提供されるゲームが高度化してコンソールゲーム機のそれとそん色ないものになってきていることが関係するんだろうけど、それはつまりUnity 3Dのようなコンシューマ機と変わらないゲームエンジンであり、開発ツールがスマートフォン向けのゲーム開発でも使われ始めていることを意味する。

コンソールとスマートフォンのクロスオーヴァーというのはマーケットの観点からも言えるんだろうけど、(スペックも含めてだけど)テクノロジーの面でもほとんど区別の無いような世界に突入しているんだろうなと。

で、そこで考えるべきは技術的にはUnity 3Dなどの登場によってほとんど区別の無くなったようなゲーム開発なんだけど、ではコンソールであるべきゲームプレイと、スマートフォンであるべきゲームプレイ、それは技術的に同じことが可能なのであれば同じにすれば良いのか(これまでは「やむなく」カジュアルゲームのみが開発されていたのか?)どうかってことにより強く焦点が当たってくるんだろうけど、どうなんだろうなあ、、。

少なくともiアプリみたいなケータイアプリの延長だったり、iOS初期の一発芸的なエンターテイメントとは全然別のフェーズに突入しつつあることは確かであるのだろうなあと。

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